“現場の声を整える”ことで、チームが前に進みはじめた
株式会社古川 × 株式会社KANMASU DX伴走支援インタビュー
地域に根ざし、110年以上にわたってエネルギー事業を展開してきた株式会社古川様。
時代の変化に合わせて、社内の業務効率化・情報共有の仕組みづくりに取り組まれています。
今回は、KANMASUの「DX伴走支援」を通して見えてきた現場の変化や、日々の仕事への想いを伺いました。

御社について教えてください
株式会社古川様の事業内容や、地域で果たしている役割を教えてください。
株式会社古川は、明治44年(1911年)の創業以来、小田原・箱根・西湘エリアを中心に110年以上にわたって地域に根ざしてきた企業です。主にLPガスの供給、リフォーム・リノベーション、太陽光発電や蓄電池などのスマートライフ提案、アクアクララの製造販売など、暮らしに欠かせないエネルギーと住まいのサービスを幅広く提供しています。
ご担当されているお仕事の内容を簡単に教えてください。
私は企画広報室にて、広報全般やWebマーケティングを担当しています。 自分ではこの仕事を「ローカルマーケティング」だと思っています。地域密着企業なので単に売る情報を出すだけでなく、会社と地域の「架け橋」になり、会社の「顔」が見えるようにすること。古川という会社が地域の方々とより深くつながれるようにすることを目的としています。
KANMASUとの出会いと、相談のきっかけ
KANMASUにご相談いただいたきっかけは何でしたか?
副業人材サービスを通じたマッチングがきっかけでした。 当時、何人かの候補者がいらっしゃった中で、社長と、総務部次長(DXプロジェクトリーダー)、そして私の3名で面接を行いました。
当時どんな課題やモヤモヤを感じていましたか?
現場では「属人化」や「アナログな業務フロー」が残っており、システムを導入する以前に、まずは社内のインフラや業務の整理が必要だと感じていました。 ツールもLINE WORKSやOutlook、紙のメモなどがバラバラに混在しており、どこから手をつけていいか分からない状態でした。
他の方法もある中で、KANMASUにお願いしようと思った理由を教えてください。
面接後の3人の意見が全員一致で「この人(柳澤さん)しかいない」となったからです。 いわゆる「先生」のようなコンサルタントではなく、私たちの会社を深く理解し、表面上だけでなく会社の中に入って一緒に汗をかいてくれそうだな、と感じました。その直感を信じてお願いすることにしました。

伴走支援の進め方と現場の変化
実際に伴走支援を受けてみて、どのように進んでいきましたか?
当時は社内の8割が「デジタルツールが全く 使えない」、残りの2割が「少し詳しい」という状況でした。 柳澤さんは、いきなり難しいことを始めるのではなく、「誰でも分かる基礎のキ」から説明してくれました。Google Workspaceの導入にあたっても、全部署への説明会を複数回実施するだけでなく、個別の相談にも丁寧に乗っていただき、少しずつ不安を解消しながら進めていきました。
印象に残っているKANMASUとのやり取りや、支援のスタイルがあれば教えてください。
当たり前かもしれませんが、ただツールを入れるだけでなく、「会社の見えない人間関係」や「パワーバランス」「名も無き仕事」までしっかり見てくれた点です。 実際に現場に足を運び、そこで働く人たちの本音や、くすぶっている種のようなものを言語化してくれました。現場に合わせすぎず、かといって強引にも進めない、その「絶妙な調整」が すごく上手で、運用に乗せるための土台作りを徹底してくれました。
社内やチームの中で起きた変化・反応はありましたか?
最初は「慣れないことをやらされる」という不安がすごくあったと思います。 しかし、現場に即した運用方法を提案してくれたことで、「あ、これ便利だな」という「小さな成功体験」が生まれました。その瞬間から現場の空気が変わり、運用が一気に軌道に乗り始めました。

成果・効果(ビフォーアフター)
支援を通して、どんな変化を感じていますか?
(例:業務の整理、情報共有、意識の変化など)
一番の変化は、社員が「変化を楽しむようになったこと」です。 最初は2割しかいなかったデジタルが得意な人が、3割、4割……と徐々に増えていきました。「そんな能力あったの!?」と驚くような社員が、実はすごく得意だったりして、隠れた才能が発掘されていく様子を見るのがとても面白かったです。
特に「ここが良くなった」「やってよかった」と感じるポイントを教えてください。
社員が自発的に課題を見つけ、「これもやってみよう」「あれもDX化しよう」と動き出したことです。 今までは絶対に考えられなかったことですが、AppSheetを使って自分たちで社内アプリを開発したり、紙だった業務がアプリに変わり、データ化までできたりと、現場主導で改善が進むようになりました。

数値的な成果や、印象に残ったエピソードがあればぜひ。
具体的な数字以上に、「紙がなくなった」「申請がスマホで完結するようになった」「情報にすぐにアクセスできた」「シームレスに業務が進むようになった」という事実が成果を物語っています。 何より、社員がデジタルを「怖いもの」で はなく「自分たちの仕事を助けてくれる道具」だと捉え、自ら改善案を出し合うようになったという意識の変革(リスキリング)が最大の成果だと感じています。
私の仕事になりますが、定量的なデータでは、PRコンテンツ制作業務時間を約81%削減しました。具体的には、SEO分析からデザイン、SNS投稿文、さらには架電マニュアルの作成までを一気通貫で自動化・効率化したことで、1案件あたりの総作業時間を従来の21時間から4時間へと大幅に短縮し、制作から配信準備に至るリードタイムを劇的に改善しています。
KANMASUの印象
KANMASUの支援スタイルを一言で表すと?
「0から1を一緒に作ってくれるパートナー」です。 動いていないものを動かす「0→1」は一番パワーが必要で大変なことですが、そこをすごく大切にして伴走してくれます。
他の支援会社・コンサルとの違いを感じた点はありますか?
「来週までにこれやってください」と宿題だけ出すコンサルとは全く違います。 一番難しい最初の一歩を一緒にやってくれるので、社員はその一歩の踏み出し方を見て「自分たちでもできるんだ」と学ぶことができました。ただ仕組みを入れるだけでなく、人を育ててくれる点が大きな違いです。
担当者(代表柳澤)の印象を教えてください。
現場の方と打ち解け、本音を引き出すのが本当に上手な方です。柳澤さんとのお付き合いの中でよく出てくるワードは「最後はやはり人間なんです」この言葉が示すとおり人間味のある温かいコミュニケーションで現場の不安を解消してくれました。

今後の展望とメッセージ
今後、御社として挑戦したいこと、目指している方向性を教えてください
AIの進化は目覚ましいですが、だからこそ「人間 × AI」で誰にも負けない古川ブランドを作っていきたいです。 柳澤さんが見せてくれたように、肌で感じる感覚や空気を大事にしながら、それをデータやAIと組み合わせる。そして、そこにいる社員が「光と目的」を持って仕事をする。そうすれば、必ず新しい事業や未来につながっていくと信じています。
これからKANMASUの支援を受けようとしている企業・地域の方に、ひとことメッセージをお願いします。
これから変革に取り組む皆様にお伝えしたいのは、「やりたいことが、まだ“ふんわり”していても大丈夫」ということです。 私たちの漠然とした想いを、KANMASUさんがしっかりと言語化してくれます。
ガス業界を含め、歴史ある業界はどうしても「古い体質だから変われない」と思われがちです。でも、「変われない」と諦めてしまったらそこで終わりです。逆に、「変わりたい」と願って一歩踏み出せば、必ず明るい未来が待っています。 柳澤さんのようにしっかり伴走してくれるパートナーがいるので、心配せずに、ぜひその一歩を踏み出してみてください。
