
【群馬】株式会社シムックス様にて「生成AI活用研修(初級・中級)」を実施いたしました
25/12/24
群馬県太田市に本社を構える総合警備業、株式会社シムックス様にて、2025年10月から12月にかけて全3回(初級2回・中級1回)にわたり、「生成AI活用研修」を実施いたしました。
「教育産業」を掲げ人材育成に注力する同社では、デジタル技術を活用した業務改革を模索されていました。 今回はその具体策として、本社および各拠点の社員様を対象に、習熟度に合わせた段階的な実践研修を行いました。
■実施の背景
警備業界では、複雑なシフト管理や、現場ごとの報告書作成、緊急時の対応マニュアル作成など、人手に頼る業務が多く存在します。 今回の研修は、単なるツールの操作説明ではなく、「明日から現場で使える」ことをゴールに設定。参加者のスキルレベルに合わせ、「初級編」と「中級編」に分けて開催しました。
■【初級編】「家族旅行の計画」から学ぶ、AIとの対話
初級コースでは、「AIは難しそう」「業務でどう使えばいいかわからない」という心理的なハードルを下げることからスタートしました。
特徴的だったのは、いきなり業務の話をするのではなく、「プライベート」な話題から入るアプローチです。
家族旅行の計画書作成:予算や家族構成を伝え、スケジュールや持ち物リストを作成
献立・買い物リスト作成:冷蔵庫の余り物からレシピを考案
こうして「AIと会話する感覚」を掴んでいただいた後、「業務への応用」へとステップアップしました。
クレーム対応文書の作成:状況に応じた謝罪文や改善報告書のドラフト作成
求人キャッチコピーの考案:若年層に響く表現をAIと壁打ち
ヒヤリハット事例の分析:事故予防のための対策案出し
参加者からは「旅行の計画作りが楽しくて、これなら仕事でも使えるイメージが湧いた」という声が多く聞かれました。
■【中級編】「Excel業務」を劇的に変えるテクニック
日常的にPC業務を行う社員様向けの中級コースでは、「業務時間の短縮」に直結するテクニックを重点的に実施しました。
特にコメントが多かったコンテンツは、「Excel業務の自動化」です。 複雑な関数やマクロ(VBA)の知識がなくても、「やりたいこと」をAIに伝えるだけ、あるいは「表のスクリーンショット」を貼るだけで、AIが自動的にコードを生成してくれる様子を実演・体験していただきました。
また、外国人スタッフの課題解決として、「マニュアルの多言語化・平易化」にも取り組みました。
VBAマクロの自動生成:未達データの自動色付け、フィルタリングの自動化
マニュアルの改善:専門用語を「やさしい日本語」に変換し、さらに多言語へ翻訳
NotebookLMの活用:社内資料を読み込ませたAIアシスタントの作成
■参加者の声(アンケートより)
受講後のアンケートでは、現場の課題解決に直結する具体的な成果への期待が多く寄せられました。
▼現場管理・採用担当者の声
「現場の『複雑なシフト表作成(10人体制×複数ポストなど)』を試したところ、細かい条件まで考慮して提案してくれたことに驚きました。手作業の時間を大幅に削減できそうです」 「業界全体の高齢化が進む中、『若い世代に響く求人原稿』をAIと一緒に考えるワークが非常に参考になりました。自分一人では思いつかない視点が得られます」
▼事務・管理部門の声
「『VBAマクロ』と聞くだけで苦手意識がありましたが、やりたいことを伝えるだけでコードが生成される体験は衝撃でした。これなら自分でも業務自動化ツールが作れると感じました」
「今までは『どう質問すればいいか』と悩んで止まっていましたが、『AIに質問事項を質問させる(逆質問)』というプロンプト手法を知り、目からウロコでした」
■今後の展望
全3回の研修を通じて、参加者の皆様の意識が「AIは怖いもの・難しいもの」から「頼れるパートナー」へと大きく変化した様子が伺えました。
KANMASUでは、今後もシムックス様のDX推進を支援し、警備業界における新しい働き方の実現と、サービスの質向上をサポートしてまいります。
